へばな~

一ヶ月以上前。妻から「青森屋に泊まってみたい。渋沢栄一の旧家が移築してあって、それも見たい。」とリクエスト。去年、奥入瀬渓流ホテルに行ったばっかじゃん。贅沢過ぎる。と思ったが、あまり贅沢を言わないひとなので、たまの贅沢は、聞いてあげようかなと。去年は、自分リクエストだったし。ってことで、早速JTBへ。早割&連泊割で、なるべく安くする。
f:id:kojicorner:20190809234731j:plain:rightで、日が経って、出発の日。6時に目覚ましをセットしたが、5時に目が覚める。すると、妻も起きた。ふたりしてじゃわめぐ(ワクワクしてる)状態。新幹線に乗る前に、大宮駅で朝ごはん。前日調べておいた「玄米食堂あえん」へ。やさしい味だった。新幹線で八戸、送迎バスでホテル到着。外観は…ちょっと古臭い。でも、中はキレイ。チェックイン時、妻が「渋沢栄一の旧家はどこにありますか?」とスタッフさんに聞いたら、「別の場所に移築されてしまいました。」とのこと。残念。でも、部屋へ行く途中の「じゃわめぐ広場」の「巨大金魚ねぷた」や「金魚ねぷた灯籠」で、テンションUP。賑やかでイイねぇ。
f:id:kojicorner:20190809234839j:plain:leftお茶を一服して、中庭をお散歩。お馬さんやポニーにご挨拶。なんだか立派な門がある。渋沢栄一の家の門だった。門だけでも見られて良かったね。ひとっ風呂浴びて晩ごはん。青森の四大祭り「青森ねぶた祭」「弘前ねぷたまつり」「八戸三社大祭」「五所川原立佞武多」を体感できるショーレストラン「みちのく祭りや」へ。
f:id:kojicorner:20190809234950j:plain:rightご飯を食べ終えた頃に、ショー開幕。津軽三味線と民謡を聴き、旅人気分を味わう。祭囃子が響き渡り、ステージでは、跳人が舞い、後方では、山車が走り回る。お祭りの雰囲気を存分に味わう。締めは、お客さんも花笠を被り跳人体験。旅の恥は掻き捨て。跳人体験しようと思ったら、花笠受け取れ〜ず。残念。でも、十分楽しんだ。「へばなぁ〜(またね〜)」でショー閉幕。
二日目。今回の旅は、な〜んにもしない。ご飯食べて、散歩して、お風呂入って、寝て…の繰り返し。二日目の晩ごはんは、「のれそれ食堂」。「のれそれ」は、津軽弁で、「目一杯」ってことらしい。目一杯食べようってことかな?わかりました。ビールはやめて、食べることに専念。かっちゃ(お母さん)のぬくもりご飯を目一杯食べる。ひと通り回ったところで、食べたことない、ホヤを発見。臭いとか独特ってよくきくけど…「食べやすい様に、ボイルしてあります」の言葉を信じ、食べてみる。美味い。もうひとつおかわりしてしまった。のれそれ食べて、お腹いっぱい。ご馳走様でした。腹ごなしに、また、お散歩。ぐるーっと中庭を回って、足湯でひと休み。
f:id:kojicorner:20190809235002j:plain:leftf:id:kojicorner:20190809235017j:plain:leftお腹が落ち着いたところで、JTBのおまけでもらった、帆立釣り無料券を握り締め、「ヨッテマレ(酔ってしまえ)酒場」へ。お姉さんが、説明を兼ねて実演。ひょいっと帆立貝を釣り上げる。ホタテが食べられるかどうかは、やりたいと熱望する妻に託す。3分間1本勝負スタート。悪戦苦闘し、なんとかひとつ釣り上げる。残り時間あと僅か。「もうひとつ」と声援を送る。と、針が引っ掛かってしまった。もたもたしている間に、終了〜。強引に竿を持ち上げると、帆立貝が、引っ掛かってた。「おまけです。どうぞ。」とお姉さん。ひとつずつ食べられる。ありがとうございます。帆立貝を焼いてもらい、地酒飲み比べセットを飲みながら、実食。美味しかった。
f:id:kojicorner:20190809235038j:plain:right三日目。朝風呂を浴びて、「のれそれ食堂」で朝ごはん。割烹着姿のかっちゃにご飯をよそってもらい、お刺身をのせ、海鮮丼にする。いーっぱい食べてお腹いっぱい。気が付くと、ラジオ体操の時間。「じゃわめぐ広場」へ。何年振りだ?ラジオ体操をやったって証明書をくれた。帰り支度を済ませ、お馬さんやポニーに、へばな〜を言いに、中庭を散歩。とうとうチェックアウトの時間。
f:id:kojicorner:20190809235101j:plain:leftフロントでチェックアウトをすると、「ご無事にお帰りになりますように」とカエルの折り紙をくれた。こんな小さなことが、とっても嬉しい。送迎バスに乗り、へばな〜と手を振る。