夏休み自由研究

8/18、19

畑へ行くと、パセリにアゲハの幼虫発見。早く蝶になりそうな一番大きな幼虫を今年も我が家へご招待。ウンチみたいな茶色から緑になったばかりっぽい。
翌朝、緑と黒がハッキリしてきた。


8/21

あっとゆー間に大きくなった。畑へ行くと弟達が大勢いる。卵もたくさん葉っぱに産み付けられている。畑から帰ってくると、さらに大きくなっている。そろそろサナギになるかな?割り箸を立て掛け、準備完了。


8/22

ウロウロしだした。割り箸を登ったり下りたり。割り箸、気に入らないのかな?暫くすると割り箸にピタッと張り付いた。気に入ってもらえたようだ。夜になり、御岳山の疲れで眠たい目を擦りながら観測。妻が「そろそろ、背中がピキッって割れるよ」と言ってから暫くすると、その通りになった。今ではオレよりよく知っている。妻をアゲハ博士と呼ぼう。身体をもじもじさせて、殻を脱ぐ。あともうちょっと。一生懸命、お尻をプリプリ振って殻を脱ぎ捨てる。「ね、スゴイでしょ」と妻。

9/1

去年一昨年の経験から、今日が羽化する日だろうと、博士が予想。フツーは、早朝に羽化するんだけど、去年一昨年は、朝10時くらい。家にくると、お寝坊さんになっちゃうみたい。「でももしかして!?」って思って、朝5時に目が覚めてからちょくちょく観測。まだ羽化しない。すっかり朝になり、いつでも見られる位置にサナギを移動。朝ご飯を食べながら観測。まだ、羽化しない。時々、ビクッっと動く。そろそろか?お昼ご飯を食べながら観測。まだ羽化しない。もしかして明日か?と思い歯磨きしていると、妻の「キタッ」の声で急いでサナギの元へ。パカッと空く瞬間は見られなかったが、サナギから顔を出すところを見られた。「落ちないで」と願いながら、アゲハを見守る。シワシワの羽が徐々に渇いてピンッとなってくる。そろそろ旅立ちの時か。外に出して、旅立ちを待つ。なかなか旅立たない。別れを惜しんでいるのか?風が強いから風が収まるのを待ってるのかな?風があまり吹いていな方へ移動させようと、割箸を持とうとした時、別れは突然やってきた。すっと飛び去っていってしまった。強風に負けず、ひらひらと飛んでいった。