手は正直者


畑の焼き芋作りに参加。落ち葉で焚き火をして芋を焼く。芋を持参すれば参加費無料なので、収穫した紅はるかと鳴門金時を持っていく。芋持参は自分達だけ。みんな参加費を払っての参戦。参加費を払えば、おいしい安納芋が食べられるからね。芋をアルミホイルに包んでいると、「分かるように印しといて。でも、わかんなくなっちゃうから、いいか」とオーナー。一応、アルミホイルを紐にして結んで印に。それを焚き火の中に放り込む。1時間ほどして芋を取り出し、楊枝で指して焼けたかどうだか確認。焼けたものからみんなで食べる。もう、自分たちの芋がどれだか分からない。これかな?ってゆーのを割ってみると正解!なかなか美味しいじゃん。気が付くと芋が残り僅か。適当に取って割ってみると、黄色い。安納芋だ。自分のじゃないけど、いいって言ったから食べちゃう。とってもあま〜い。去年、安納芋を栽培して家で茹でたらドロドロになってしまった。安納芋は焼くに限るね。焼くまでは時間が掛かったけど、焼けたらあっとゆー間に終わってしまった。食べた後は、運動。春キャベツを植える為に鍬で耕す。植え付け準備完了。苗を買いに行くとオーナーが、「お芋、たくさん持って来てくれたのに、ちょっとしか食べられなくてごめんね。これあげる」と、安納芋を差し出す。「いえいえ、美味しい安納芋を食べられたので十分です」と答えるが、しっかり芋は手の中に。手は正直者だ。