親孝行〜其之弐〜


妻の両親を連れて箱根の保養所へ。先月、母を連れて行ったトコとおんなじ。今回は、4人一緒に青いロマンスカーで箱根へ。先月同様、塔ノ沢で鯛ごはん弁当を購入。強羅公園で食べようと思っていたが、お腹が空いた。たい焼き屋さんのベンチを発見。「ここで食べさせてもらおう」と入口へ向かうと、林家たい平の写真。なんか見たことあると思い、写真をまじまじと見る。思い出した!ぶらり途中下車の旅だ!たい焼き体験の出来るお店で、いろんなものを具にしてたヤツだ。お店に入り、たい焼きを注文。店員さんに「外のベンチで食べていいですか?」と聞くと「中でどうぞ」とあっさりOK。そりゃそうだ、「お弁当を」を付けるのを忘れたからね。「たい焼きだけじゃなくて、お弁当も食べたいんですけど」と言うと、店員さん、お店のご主人らしき人に相談。「いいですよ」と了解を貰う。「出来立てのほうがいいから、お弁当を食べ終わってからにしましょうね」とたい焼きを焼く手を止め、中へ案内してくれた。たいご飯弁当を食べていると、ご主人がお茶を持ってきてくれた。何から何まですいません。お弁当を食べ終え、焼き立てほやほやのたい焼き登場。色が白い。妻が「原料はなんですか?」と聞くと、企業秘密なのか答えてくれない。話題を変えようとしたのか、たい平が来た時の写真が載っているアルバムを見せてくれた。「これ観ましたよ」と言うと、写真を引っ込めてしまった。今度は、「テレビを」を付け忘れた。このアルバムを既に見たと思ってしまったようだ。慌てて「放送を見ました」と付け加える。たい焼きを食べ終え店を出ると、ご主人が「また、箱根に来たら寄って下さい」と見送ってくれた。どうもお世話になりました。塔ノ沢駅に戻り、電車が来るまでちょっと時間があるので、銭洗い弁天へ。今回は、一万円札を洗う。これで年末ジャンボを買って何倍にも増やす腹積もりだ。うまくいくかな?

箱根登山鉄道、施設めぐりバスを乗り継ぎ、強羅公園に到着。園内をぷらぷら歩く。紅葉は、一部、キレイに色付いているところもあったが、終わってしまったのか色付かなかったのか、残念な結果に。隣りの箱根美術館もキレイな紅葉が見られるとネットにあったので、あまり期待せずに行ってみると、苔の庭にキレイな紅葉が。緑の苔と赤い紅葉、日本的で落ち着くなあ。今日の工程はここまで。宿に向かう。温泉に入って疲れを癒し、明日に備える。

2日目。以前、早雲山⇔大涌谷間をロープウェイに乗ったが、妻がチョー怖がったので、バスで大涌谷へ。でっかいキレイな富士山がお出迎え。富士は日本一の山だ。一度は登ってみたい。振り返ると、大勢の人が山道を登って行く。その先には小屋が。そこで黒たまごという、温泉卵を買う為だ。登らなくても下の売店で売ってるんだけど、折角なので登る。みんなで1つづつ黒たまごを食べる。1つ食べると7年寿命が延びるんだって。大涌谷からロープウェイに乗って桃源台へ。こっちは、それほど高くないので妻も大丈夫。富士山を眺めながら空中散歩を楽しむ。桃源台から海賊船に乗り芦ノ湖を遊覧。特別船室では、海賊が現れるそうなので覗いてみると、衣装を着た人がウロウロしている。とーっても優しそうで、海賊には見えない。どーせなら、子供が泣くくらいの演出をして欲しいなあ。元箱根港で下船し、バスで箱根湯本へ。ロマンスカーの出発時間にドンピシャリ!これにて親孝行第二弾終了。
この旅行に向けて「箱根旅行のしおり」を作った。だいたい工程表通りに進んだかな。