親孝行〜其之壱〜



母、兄、妻、それと父(母が持ってきた写真)と箱根にある保養所へ。でも、往きは別々。母チームは新宿から。自分チームは北千住から待ち合わせ場所の強羅へ向かう。北千住からと言えば青いロマンスカー。一度乗ってみたかった。車内はなかなかの高級感。このまま座ったままで、箱根湯本まで行ける。う〜ん、楽ちん楽ちん。



箱根湯本から箱根登山鉄道に乗り換え。このまま強羅へ行くと思いきや、塔ノ沢で途中下車。瓔珞の鯛ご飯弁当を買う為だ。箱根に来たらこれを食べるのが定番。と言ってもこれが3回目。今回は大奮発して「スペシャル鯛ご飯弁当玉手箱」だ。ぜいたくぅ〜。「駅で待っててね」と妻に言うと「私が買いに行く」と言う。「いいよ、待っててね」と言い、自分が買いに行く。お弁当を買って帰ってくると、妻が駅から出てぷらぷらと歩いていた。駅員さん、電車が来た時だけ出てくるのね。「近くの川を見に行ってたの。カニがいたよ。あの川が見たいから買いに行くって言ったの。見られてよかった」と妻。な〜んだ、早く言ってよ。次の電車の時間まで、まだちょっと時間がある。逆方面のホームにある銭洗い弁天へ。「確か洗ったお金を使うと、何倍にもなって帰ってくるんだったよな」なんて記憶を辿りながら財布を取り出す。大きい方がいいけどお札を濡らすのはイヤなんで、500円玉を取り出し洗う。早く使おうと思い、切符を買おうと思ったら券売機が無い。仕方ないのでPASMOでピッ。電車に乗って強羅に到着。母チームが到着するまでちょっと時間があるので、10年くらい前に行った梅干し屋へ。まだ、あるかな?と思いながら角を曲がると、あった!型崩れの梅干しが安く売っていたので、これを購入。お店のおっちゃんに「これください」と言うと、「これ、いい梅干しだよ。うちの梅林で獲れたのをうちで漬けてるからね。」とおっちゃん。「食べてみな」と試食品を差し出す。すっぱい!これぞ梅干しって味だ。強羅駅に戻り、母チームと合流。ケーブルカーに一駅乗り、強羅公園へ。鯛ご飯弁当を食べ、園内を散策。坂にある公園なんで階段や坂道だらけで、年寄りには優しくない。なんであまり歩き回らなかった。強羅公園を後にして宿に到着。ひとっ風呂浴びて晩御飯を食べる。保養所なんであまり期待してなかったけど、とっても美味しかった。食後にビリヤード、ダーツをやる。ダーツは、母も参戦。ハンデを付けて「前から投げていいよ」って言ったら、ダントツで1番になってしまった。


2日目、母はゆっくりしていたいと言うので二人だけでお出掛け。箱根湿生花園へ。以前、二人で行ったことがあり、その時は、水芭蕉、菖蒲が沢山咲いていた。妻のお気に入りの場所だ。でも今は、小さい花がちーっと咲いてるだけだった。人も少ない。季節を選ばないとダメだね。ちょっと足を延ばして千石原すすき草原へ。こっちは沢山の人だ。お昼ご飯を食べて宿へ。宿は箱根彫刻の森美術館の隣り。TVで見たことのある芸術作品を横目に宿に到着。午後からは、宿のカラオケボックスでカラオケ大会だ。唄うって結構疲れるね。温泉に浸かって疲れを癒し、お腹いっぱいご飯を食べる。食後、ビリヤード、卓球、ダーツをやる。今回もダーツは、母も参戦。またハンデを活かしてブッチギリで優勝されてしまった。

美味しいご飯を食べて、温泉に浸かって、みんなで遊ぶ。とーっても楽しかった。母も喜んでくれたみたいで、イイ親孝行が出来た。来月は、妻の両親を連れて来よう。