女将劇場


5/30〜6/1に妻と義母と3人で、広島〜山口〜島根を観光バスで巡る2泊3日の旅に。添乗員さん、ガイドさん付きってことで、あまり自由はないが全部お任せでお気楽極楽だ。そんなんなので、事前準備はゼロ。何処に行くかも正確には把握していない。これが敗因。一番悔やまれるのが、萩。吉田松陰高杉晋作木戸孝允のゆかりの地を巡るが、知識が乏しすぎてガイドさんの説明の威力が半減。逆に知識がなくて良かったのが、女将劇場。湯田温泉にある西の雅とゆー旅館で行われるのだが、ガイドさんから、「なんと言っていいのか...口では言い表せません。是非、見て下さい。」としか説明がなく、どんなんだろうと興味津々。旅館に着き、ひとっ風呂浴びて夕御飯を食べていると、女将が挨拶にやって来た。とーっても上品に「ようこそおいで下さいました。」と丁寧にお辞儀をされる。立ち去る姿もしおらしくゆっくりと去って行く。こんな上品な人が何をやるんだ?はてなマークが頭の中を埋め尽くす。いよいよ女将劇場開演。とってもはちゃめちゃでチープで雑なんだけど、超面白い!ただ、一緒に出演している従業員がなんだか可哀相に見えるのはオレだけか?ショーの最後は、マツケンサンバ(今だにマツケンサンバ!?ってトコがらしさを醸し出している)突然、おばちゃんに捕らわれて、安っぽい衣装を着せられ舞台に上がらされる。とっても恥ずかしいが旅の恥は掻き捨て。とっても楽しい夜を過ごせた。翌朝、旅館を出る時、女将が見送りに出て来てくれた。その姿は、しおらしい女将の姿だった。このギャップはなんなんだろう。