大切なもの

妻の誕生日のお祝いで、青いロマンスカーに乗って、箱根へ。箱根湯本までの指定席が取れず、小田原まで。なんで小田原まで?と不思議に思ってたら、小田原で切り離し。なるほど。箱根湯本に着くとすごい人。紅葉シーズン真っ盛りだからかな?登山電車に乗り、塔ノ沢へ。箱根恒例、瓔珞の鯛ごはん弁当を買うためだ。まずは、銭洗弁天で、諭吉さんを洗う。さあ、瓔珞へと踵を返すと、「そば」の登り。気になって行ってみると、いい感じの佇まいの建物が。先客のテーブルの上をちらりと偵察。竹の器に盛られたおそば。脇には、小さな花が飾られている。瓔珞をやめて、そばに変更。選択ミス。



気を取り直して、箱根湯本へ戻り、バスに乗り換え、お気に入りの甘酒茶屋へ。甘酒とお餅(いそべとうぐいす)を注文。う〜んこれこれ。お腹も心も満たされる。もひとつお気に入りの箱根旧街道の石畳、杉並木を歩く。ゴールの関所跡から、バスで宿へ。宿に着く頃には、晩ごはんの時間。甘酒とお餅が効いていて、まだ、お腹いっぱい。鯛ごはん弁当を食べなくて正解だったのか?納得いかないが、選択ミスでは、なかったみたい。宿に着いたら、辺りは、真っ暗。チェックインして、そろそろ晩ごはんの時間ってなったら、お腹が空いてきた。ちょっと奮発して、和食のコースを予約した。コースの中では、一番安いんだけどね。手の混んだ料理が、一品一品運ばれてくる。冷酒をちびりちびり飲みながら、ゆ〜くり、時間を掛けて目と舌で味わう。贅沢〜な一時。食後に、ピアノとヴァイオリンのロビーコンサートを鑑賞。ラグジュアリ〜。

2日目は、しくじり先生でのオリラジあっちゃんの解説を見て、気になっていた『星の王子さまミュージアム』へ。本は、読んでないけどね。館内をじっくり鑑賞。気が付くと、1時間以上が過ぎていた。「大切なものは、目に見えない」か。目の前にあるのに、ちゃんと見えて(見て)ないのかな。
帰りの青いロマンスカーで、瓔珞の鯛ごはん弁当を食べて、全行程、終了。
大切なものと次は、何処に行こうかな?