ただいま

帰って来てしまった。終わってみれば、あっとゆーまの1週間だった。
−1日目−
ツアー客は、全部で12名。内、男1名。添乗員さんまで女だった。ま、赤毛のアン縁の地を巡るツアーだから、十分有り得ることか。添乗員さん曰く、前回は男1人が2名いたとのこと。なかなかのツモノだ。17:00発の便で成田を出発。経由地のトリノに到着し、無事入国審査を終えたと思ったら、黒人のお兄さんが、「お前らは、あっちだ」と言ってるような顔で、みんなと別の部屋へ行けと指差す。何度か、みんなと同じほうへ行こうと試みるが、無駄だった。仕方なく、言われた部屋へ入ると、結構な人数がこっちに回されていて長蛇の列。「乗り継ぎ時間があまりないのに大丈夫かなあ」と心配しながら並んでいると、前にいる別のツアーの日本人が、「なんでしょうねこれ?」と、話し掛けてきた。こっちも、なんだか分からないので「さあ」としか言えない。「何処に行くんですか?」「ナイアガラ、いいですね」なんて、世間話をしていると、やっと順番が回ってきた。しかめっ面した女の人の前に立ち、パスポートを差し出す。「私は中国人です。日本語わかりません。」と、いきなり牽制球を投げられる。「何日いるのか」、「ホテルは何処だ」など、入国審査と同じことを聞かれ、旅行の行程表を見せて開放される。ランダムに選ばれた人が、こっちに回されるそうだ。このお蔭で乗り継ぎの便に乗れなくなった。添乗員さん慌てることなく、あとの便に変更。当たり前と言えば当たり前だが、流石だ。結局、予定より2時間ほど遅れて最初の目的地、ハリファックスに到着。日が長いここでも、もう、外は真っ暗。朝晩は、まだ寒い。ホテルへのバスの中から、外を歩く外人さんを見ると、短パンTシャツで歩いている。こっちの人は、体温が高いみたい。ホテル着は、22:00頃。夜御飯のおにぎり弁当を渡され部屋へ。機内食でお腹パンパンだったが、出されると食べたくなる。流石に全部は食べられなかった。シャワーを浴びて、即効で寝た。
−2日目−

6:00に目が覚め、朝食後、町を散歩。天気が良くて気持ちいい。今日は、世界遺産ルーネンバーグという町を観光。以前、サミットが行われ、各国首相も来たという、レストランで昼食。村山富市も来たとのこと。

−3日目−

ハリファックス市内を観光し、午後、フェリーに乗って、プリンスエドワード島へ。キンドレッド・スピリッツ・カントリーインというペンションみたいな宿にチェックイン。40近いおじさんには、恥ずかしさを覚える程、とっても可愛らしい佇まいで、部屋がチョー可愛い。
嫁さん孝行とゆーことで、このツアーは、ちょっと値が張るが、ここに泊まるツアーはこれしか無かったので決めた。晩御飯まで時間があったので、アンの住む「グリンゲーブルズ」へ散歩に出かける。ここにも近いってのも決めた理由のひとつ。

−4日目−

プリンスエドワード島の自然、アンの縁の地、作者のモンゴメリの縁の地を回る。


夜御飯は、この宿のオーナー仕切りのバーベキュー。ムール貝、ポテト&ステーキ、ロブスターと、ボリューム満点!美味しさ満点!2日目の夜に、ロブスターを食べたが、嫁は、もう一度食べたかったそうで、大喜び。移動のバスの中でロブスターを食べる夢を見て、口を開けたところで目がさめたら、実際に口を開けていたそうだ。そんなに食べたかったのか。

−5日目−

明日は、早朝帰路に着くので、実際には最終日。今日は、一般家庭を訪問し、紅茶とケーキをご馳走になる。とても淑やかな女性と優しそうな男性が迎えてくれた。まずは、庭と家の中を案内してくれた。庭はとてつもなく広く、とってもキレイに整理されている。とても“一般家庭”とは思えない。



−6、7日目−
3:45、モーニングコール。朝では無い。4:30、ホテルを出発し、シャロットタウン空港へ。トロント経由で成田へ到着。家に着いたのが、19:00。晩御飯は、近くの焼き鳥屋(大吉)で、大吉丼を食べるところをお店の大将に写真を撮ってもらって、全行程終了。
とーっても楽しい旅だった。